クレオパトラが愛した果実「デーツ」
最近デーツをスーパーなどで見かけることが増えてきましたね。
黒砂糖のような甘さのあるデーツについて少しお話したいと思います。
デーツとは北アフリカから中東あたりで紀元前から食べられてきたフルーツです。
栄養が非常に豊富で「砂漠の恵みの果実」とも呼ばれており、あのクレオパトラも愛した果物だそうです。
どんな栄養価が高いのかを4つ紹介したいと思います。
抗酸化作用のある「β-カロテン」
β-カロテンは、緑黄色野菜などに含まれる赤やオレンジ色の色素で、強力な抗酸化力があります。
抗酸化作用の働きは、体にとって有害な活性酸素を除去することで、老化や動脈硬化などを予防します。
β-カロテンは体内に入ると、必要に応じてその一部がビタミンAに変化して働くことも。人にとってビタミンAは不足すると暗いところで目が見えにくくなったり、皮膚や粘膜を健康に保てなくなります。
つまり、β-カロテンとビタミンAの両方の働きを持つデーツは、働き盛りの現代人の強い味方といえるでしょう。
高血圧を予防する「カリウム」
カリウムは人の体にとって必要なミネラルの一種で、ナトリウム(塩分)を排出する働きがあるため、塩分の摂りすぎを調節し高血圧を予防します。
デーツは水分が抜けて栄養素が凝縮しているため、可食部100gあたりに含まれるカリウム量は550mgととても多いです。
お通じ改善効果のある「食物繊維」
食物繊維は、水に溶けにくい不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維にわかれます。
不溶性食物繊維は、便のカサを増やすことで腸を刺激して、快便へ導く効果があります。そして、デーツには不溶性食物繊維がとても豊富です。
国民健康・栄養調査によると、食物繊維の摂取量は国が定める推奨量(18~64歳の男性21g、女性18g以上)に届いていないのが現状です。
生活習慣病予防の観点から考えて、食物繊維は意識して摂りたい栄養成分です。
骨や歯を健康に保つ「マグネシウム」
マグネシウムはミネラルの一種で、カルシウムなどと共に骨や歯を作ったり、体内でさまざまな代謝をサポートする働きがあります。
一方でマグネシウムが不足すると、骨粗しょう症や心疾患、高血圧などを引き起こしたり、精神障害の症状が現れることも。
実は令和元年国民健康・栄養調査によると、マグネシウムは不足気味の栄養素の1つに挙げられます。デーツは手軽に食べられるため、簡単に栄養補給ができる食品としてうってつけです。
これらの効果だけでも健康的で食べてみたいな!と思うのですが、デーツはGI値が低く血糖値が上がりにくく、眠たくなりにくいのがありがたいですね。
ただしデーツには糖質や食物繊維が多く含まれているので、一日3粒程度を目安に食べてみてくださいね。
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